​​音:

私は音「おん」

(我叫音)

厳島で生まれ育った

(在严岛出生长大)

闇の中に生まれ

(生于黑暗之中)

闇の中に時を過ごした

(于黑暗中度日)

二歳の頃

(两岁的时候)

一度だけ

(仅有一次)

光という物を感じたけど

(感受到了那叫做光的东西)

ほんの一瞬のことだった

(真的就是一瞬间而已)

それ以来

(从那以后)

果てしない夕しか知らない

(只有永无止境的黄昏)

十二歳になったあの日

(直至十二岁那日)

爺ちゃんから

(从爷爷口中)

あることを聞かされるまでは

(听到了一些事情)

「房中」

爺さん:

音よ

(音啊)

厳島は永遠に夜に包まれる島ではない

(严岛并非永远陷于黑夜的岛屿)

必ず白昼が訪れるのじゃ

(白昼必将到来)

その時

(到那时)

厳島は世界で最も美しい場所になるのじゃ

(严岛将是世界最美的地方)

音:

じゃ…昼はいつになったら来るの

(那,白昼何时才来呢)

爺さん:

ついてきてくれ

(跟我过来)

「出门」

爺さん:

厳島の天文と暦法は

(严岛的天文和历法)

神々から齎された試練なのじゃ

(是从众神给予的试炼)

九年ごとに

(每隔九年)

長き昼が長き夜と入れ替われ

(永昼永夜就会更替)

それぞれが島全体の生命に影響を滅ぼしておるのじあ

(各自影响着全岛的生命)

「海边,神社前」

爺さん:

この神社には星律と暦法の秘密が隠されておる

(这神社里隐藏着星律和历法的秘密)

「走向海上,爷爷轻叩木杖,激起涟漪」

爺さん:

音、こっちじゃ

(音,来这边)

「音跟上前去」

爺さん:

長き夜に入ると

(进入长夜后)

陰界の鬼やが厳島に流れ込み

(阴界之鬼便会涌入严岛)

ここを奪おうとするのじゃ

(想要夺取这里)

音:

これは兄さんと姉さんたちが

(这是哥哥姐姐)

反抗軍に志願した理由なの

(参加反抗军的理由吗)

爺さん:

祭壇と神社が占拠されてしまったら

(若祭坛和神社被占据)

この島は永遠の夜に墜ちてしまう

(这座岛将堕入永夜)

体の弱い者から次第に衰え

(从体弱者开始相继衰亡)

動物も含め

(包括动物)

徐々に島全体が死に絶えることになる

(渐渐全岛死绝)

音:

鬼なんて大嫌い

(鬼什么的最讨厌了)

兄さんも姉さんもそのせいで戦いに行かないといけないし

(哥哥姐姐因它都不得不参战)

鬼がいなければ

(没有鬼的话)

和姉さんも生きて遊んでくれていたはずなのに

(和姐姐也能活着回来陪我玩)

「开战前」

命:

そろそろ出陣だ

(差不多要出战了)

音はちゃんと隠れるんだぞ

(音要乖乖躲好哦)

音:

みんな行っちゃうの

(大家都要走吗)

和姉さんみたいに

(不会跟和姐姐一样)

帰って来なかったらしない

(不回来了吧)

光:

大丈夫だ

(没事的)

余計なことを考えるな

(别想没用的啦)

(音)

音:

そんなことないもん

(才不是那样)

じゃ律姉さんは

(那律姐姐)

律姉さんも和姉さんみたいに

(律姐姐也跟和姐姐一样)

鬼に食べられちゃったの

(被鬼吃掉了吗)

みんな食べられちゃうの

(大家都会被吃掉吗)

光:

何を言ってる

(说什么呢)

あいつはな…

(她啊…)

命:

律は…

(律…)

兄弟の中で最も優秀だった

(曾是我们中最优秀的)

お前が二歳の頃に病でなくなってしまった

(在你两岁的时候因病离世了)

ただそれだけだ

(仅此而已)

光:

あいつは裏切り者だ

(她是叛徒)

俺たちの姉なんかじゃない

(才不是我们的姐姐呢)

命:

光黙れ

(光你闭嘴)

光:

ちっ

(切)

音:

行かないとだめなの

(不去不行吗)

戦わないとだめなの

(不战斗不行吗)

命:

この暗闇に光を齎すためには

(为了给这黑暗带来光明)

戦わないといけないんだ

(必须要战斗)

音:

光はどうやったら齎されるの

(要怎样才能带来光明呢)

「神社前」

爺さん:

長き夜の間になくなった命が

(长夜中逝去的生命)

長き昼を召喚する力に変わるのじゃ

(会转变为召唤白昼的力量)

「魂灵聚集」

爺さん:

なくなった一族の魂がここに集まっておく

(逝去的一族之魂于此集结)

神社に祭られておる琵琶を弾けば

(据说拨动神社中供奉的琵琶)

魂を集めることができると伝えられているが

(就能召集魂魄)

あいにく

(遗憾的是)

亡霊の力を引き出す調律師がおらんかった

(引出亡灵之力的调律师已不在)

音:

調律師

(调律师)

爺さん:

そうじゃ

(是啊)

流星群が流れる夜に

(流星雨划过的夜晚)

調律師が祭壇に上がり琵琶を弾けば

(调律师在祭坛上弹起琵琶)

長き昼を召喚できる

(就能召唤永昼)

音:

私たちの調律師はどこにいたの

(我们的调律师去哪里了呢)

調律師さえいれば

(只要有调律师在的话)

長き昼を召喚できるよね

(就能召唤永昼了吧)

爺さん:

前代の調律師は

(前代的调律师)

大昔になくなった

(在很久以前去世了)

長き昼はそう簡単に召喚できる物じゃない

(永昼并非轻而易举就能召唤)

星相と暦法に従わずに琵琶を弾いてしまえば

(不遵从星象历法而弹奏琵琶的话)

掟を破ることになる

(就会坏了规矩)

掟を無視したせいで

(因为无视规矩)

我々は長き夜に苦しんでおるのじゃ

(我们才受苦于长夜啊)

そのあげく

(结果)

先代の調律師は

(先代调律师)

命を落としてしまった

(殒命了)

音:

あっ、まさか

(啊,难道)

爺さん:

そうじゃ

(是的)

お前の律姉さんじゃ

(就是你的律姐姐)

長き昼を召喚せし琵琶よ

(召唤永昼的琵琶啊)

「琵琶现形」

爺さん:

我が一族の次代の調律師は

(我们一族下一代的调律师)

(音)

お前なのじゃ

(就是你啊)

(人工翻译,有误私聊)​​​​